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• KIRIN　FIRE　かちわりBLACK　（コーヒー）

これはアイス用缶コーヒーの真打ち登場かもしれません。
コーヒー分とミルク分の融合が、冬の缶コーヒーの旨さを決めているとするならば、
コーヒー分と氷分の融合が、夏のアイス用缶コーヒーの旨さの決め手だと言えます。
もちろん氷が入っているわけではないのですが、
コーヒーを砂糖水（とデキストリンなど）で薄めたようなアイスコーヒーが多い中、
このFIREはコーヒー・甘み・氷分（ひんやり感）の三位一体が成されているように思います。

一つの缶コーヒーを美味しく飲むには、缶自体の美味しさはもとより、
自販機や冷蔵庫の温度設定、飲む環境の温度、自分の状況など、
様々な条件の融合が成されていなければなりません。
そう考えると、このFIREもアイス用缶コーヒーとして、
まだ真夏の厳しい熱さがきていないので、
真の美味しさが試されていません、

まあ、そもそも厳しい熱さの中、
ペプシやビールを押しのけてまで缶コーヒーを飲むのか、
怪しい気がします。