平泉

先日、花巻と平泉へ友人と車で行きました。
20時過ぎに向ヶ丘遊園を出発し、翌朝5時に花巻に着きました。
高村山荘へ行くには少し早かったので、ミヤケン命名のイギリス海岸を見学しました。
早朝から河川敷の草刈りに多くの人が出ていて、
むわっとした草の匂いをくさくさ嗅ぎながら、遊歩道を散歩する現地の方と挨拶をかわし、
水没したイギリス海岸の面影を水面に捉えようと目を凝らしました。


その後、ファミマで朝飯(カツ丼)を購入し、高村山荘へ行き、
ベンチで朝食をとり、ぽかぽかの陽射しをお腹に感じながら少し寝て、
起きて、思いを馳せ、再び眠気と戦い、敗れ、後部座席で揺られ、平泉に着きました。


平泉では厳美渓達谷窟毘沙門堂、平泉文化史館、毛越寺等を見学し、
お土産を購入しました。


途中寄ったジャスコがでかくてびっくりし、
帰り道では運転しながらも意識が飛び飛びになり、
車道をユラユラして、死ぬかと思いました。


翌日、中尊寺を見学して帰りました。


行きたい所はいっぱいあったけれど、時間と体力に限界があって行けず、
なんか消化不良な気もします。
特に、藤原氏の政庁跡と言われる柳の御所跡や、高舘義経堂を確認しそびれたのが残念でした。


平泉は中心部に電柱が無く、きれいに整備されていて、毛越寺の庭園もめちゃくちゃきれいで、
約800年前の姿を想像するのが難しかったです。


大抵歴史的な建造物は見た目そのものが古く、時代を経たという感覚を直感的に感じやすいものです。
修復等をしていても、全体の形やスタイルは古いものにして、歴史性を感じるように作っていると感じます。
ただ、毛越寺の庭園は遺構を基に再現したようで新しく、池の歴史やスタイルにも詳しくないので、
「それ」そのものに歴史を感じることが難しかったです。
必ずしも「古く見えるもの」が歴史あるものだというわけではないのでしょうが、
「新しく見えるもの」に歴史を感じるのはなかなか大変です。
でも当時は新しかったんだろうし、おかしなことではないはず。
何とか消化しようとしています。
古くないけど、歴史ある町。
でもそれはどこでもそうだしなあ。
まあ、こけし買えたからiinoですが。


旅館のテレビで見たモンサンミッシェルは立派でした。