ベルセバの新作ついて。

僕はこの作品をすごく気に入ってますが、どうも評価があまり高くないような気がしています
(といっても、評価があまり高くないという「その根拠はどこですか」とか、
「リンク先を示してください」とか、「ソースを出してくれるとありがたいです」とか、
言われると、無限ループにはまった気分でまいっちまうので、ごく少数のブログでの印象でしかないのですが)。


多分、評価の低さは「繊細」とか「美しい」とか言われる前期のベルセバっぽさが後退して、
前作の路線の延長のような「軽さ」や「ポップさ」が前面に感じられるからだと思います。
アーティストの変化(進化/退化?)にファンがついていけないというのは、よくある話で、
もちろんついていく義理もないし、好き嫌いは人それぞれです。だから、それ自体を僕は疑問には思いません。
ただ、何でも事物には「継続している部分」と、
「変化している部分」とがあって(これは一GBな大問題nanoですが)、
新作のポップさの中にも、前期のような繊細さが感じられるのがベルセバなんだと、
僕は言いたいのです。
それは歌声にせよ、楽器にせよ、リズムや、曲調といった、
相変わらずの変わらぬ(人によっては退屈に感じる)ベルセバ味を、
新作の中からいくらでも感じてしまうから、僕は好きになるしかないのです。
リズムが変わったとか、歌い方が違うとか、新しい部分ももちろんたくさんあります。
そしてここで言えるのは、前期のようなベルセバを期待していた人がこの新作をより気に入るには、
その新しさの中に、言ってみれば「古さ」(これは思い込みの一種でもありますが)を見いだせるか否かが鍵なんじゃないかってことです。


まとまりない文章で申し訳ワカメですが、まあ、缶コーヒーなんかのブログ書いてる人らしくて、
いいんじゃないのってCuckooが言ってる気もします。