好きです「場面」

缶コーヒーについて考える時、僕は「場面」を重視しています。
同じ缶コーヒーでも、飲む「場面」ごとに違う味に感じること、
このことが缶コーヒーの魅力だと思います。


缶コーヒーは同じパッケージの商品でも、同じ味のようでいて意外と違うと感じてきました。
そして、味の違いは、缶の中身が違うからというよりも、
飲む場面(状況)が違うからではないかと思ってきました。
寒い日にコールドを飲むのと、熱い日にコールドを飲むのとでは同じ中身でも、違う味に感じます。
風邪の時や、運動した後もそうです。
何より「美味しい」や「残念」といった感想も違います。
そのため、味より寧ろ場面の方が大切じゃないかとさえ思います。


だからといって、「朝」とか、「仕事中」とか、「サロン」とか、
場面設定しないでくれ、と思っています。
そんなことしたって、場面は毎回変わるんだ、と思っています。
余計なお世話だと感じています。



僕は一回一回の体験を大事だと思っています。
「永遠なるもの」や「一貫した態度」は大嫌いです
(缶コーヒーの話です)。